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誕生の背景

2005年に誕生したメールアーカイブシステムMail Gazer、
2011年より提供を開始したメール暗号化システムTemp Box
そしてその派生製品となるTemp Box メール無害化モデル。

Mail Defenderは、従来2ブランド3製品に分かれていた製品を統合し、
メールセキュリティに必要な全てをこの1つで
利用いただける製品に生まれ変わります。

旧製品名 新製品名
メール誤送信防止・
自動暗号化システム
Temp Box Mail Defender 情報漏えい対策
受信メール無害化システム Temp Box メール無害化モデル Mail Defender 標的型攻撃対策
原本メールアーカイブシステム Mail Gazer Mail Defender メールアーカイブ

ブランド統合の理由とメリット

CYLLENGEのメールセキュリティ製品リリース年表

  • 2005年メールアーカイブ製品「Mail Gazer」リリース
  • 2011年メール誤送信防止システム「Temp Box」リリース
  • 2016年メール無害化システム「Temp Box メール無害化モデル」リリース

メールセキュリティのニーズに合わせ、3種の製品を開発・販売し、近年のセキュリティインシデント増加や意識向上に伴い、多くのお客様にご利用いただいておりました。
しかしながら、用途ごとに別々の製品が必要になるため、管理画面の分散による運用負荷の増加が課題となっていました。更には製品名称が分かれているため、販売パートナー様や顧客が混乱してしまうケースも見受けられました。
また開発する当社内においても別々の製品であることに起因する開発工数の無駄や負荷も大きくなっていました。

これらを解決する為、メールセキュリティに求められる「誤送信防止」「侵入防止」「証拠保全」の3つを全て同一ブランドである「Mail Defender」に集約し、更に1つの製品に3つのアプリを纏める事で1台で1機能を提供する事はもちろん、1台で3役を担う事も出来るようにすることで、お客様の運用負荷を軽減する事も同時に実現いたしました。

ニーズに合わせて使い分けも同時利用も可能に!
運用負荷も開発負荷も同時に軽減!!

変わらない点・変更点・注意点

変わらない点

  • 原則、従来の3製品(Temp Box、Temp Boxメール無害化モデル、Mail Gazer)で有していた各種機能は全てMail Defenderに実装されています。Mail Defenderはこれら3製品の正式な後継モデルです。
  • 従来通り、誤送信防止・侵入防止・証拠保全の3つの用途の内、一つだけを目的とした製品導入が可能です。3つのアプリの、1つのみを利用、2つ利用、3つ全て利用のいずれかによって料金体系が変わります。ご利用ニーズに合わせて選択いただけます。
  • 従来通り、負荷分散を目的に、3つの用途(アプリ)ごとに別々のゲストOSを立てて運用する事も可能です。1台のゲストOSに3つの用途(アプリ)を集約して運用した場合でもライセンスコストは変わりません。(別途お客様にご用意いただく仮想基盤側のリソースが必要となります。)

変更点

  • 従来の課題であった管理画面の統合が出来るようになりました。3つの用途でそれぞれを別々のゲストOSとして運用した場合でも、管理画面は1つに集約が可能になります。管理者様の運用負荷を軽減します。
  • 料金体系は、従来型のアプライアンス買い切り型からサブスクリプション制※へ変更になります。
    サブスクリプション型の場合、ご契約期間中は常に最新バージョンをご利用いただく事が可能になります。メジャーバージョンアップが行われ、利用中の旧バージョンのEOL(End Of Life)に合わせて入れ替えが必要になるといった事はなくなり、常に最新バージョンをご利用いただけるようになります。管理者様の移行負荷が下がることは勿論、常に便利で最新の機能をご利用いただけますし、パッチ提供に関する心配もなくなります。
    価格については別途お見積りさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。

注意点

  • EOS(End Of Sales)について
    従来の3つの製品は、2021年4月30日をもって、販売を終了させていただき、後継機であるMail Defenderのみの販売とさせていただきます。
  • EOL(End Of Life)について
    従来の3つの製品は、今後2026年4月30日をもって、保守サポートを終了させていただきます。

※サブスクリプションライセンスは従来の仮想アプライアンスモデルへ適用されるライセンス形態となります。
物理アプライアンスは従来のライセンス形態から変更ございません。

パターン別ご導入支援

  • PATTERN 1

    旧製品を導入いただいている場合

    • ・3つの用途いずれの製品をご導入いただいたお客様でも、用途に対応するMail Defenderへの無償バージョンアップ権をご提供いたします。
      この場合サブスクリプション制ではなく、ご購入時の体系に準じたライセンス体系となります。
    • ・バージョンアップは新製品専用のOVAを提供させていただく形になります。
    • ・旧製品からのデータ移行は行われません、別途Mail Defenderへのパラメータ/アカウント設定をお願いいたします。
    • ・バージョンアップ権の行使対象となるかは都度お問い合わせください。申し込みはお問い合わせフォームに必要事項をご記入の上行ってください。
  • PATTERN 2

    旧製品を導入いただいている場合(導入後、半年以上経過)

    • ・保守契約満了日まで責任を持ってサポートさせていただきます。
    • ・EOS以降、旧製品においてはセキュリティパッチ提供/不具合改修の実施をいたします。(追加機能の実装など機能的なバージョンアップは予定されておりません)
  • PATTERN 3

    これから新規に導入を検討される場合

    • ・ご利用用途に合わせ、3つのアプリから選択ください。お客様のニーズに合わせ、全員がIPAセキュリティ資格を持つ当社営業担当が導入支援をお手伝いいたします。
  • PATTERN 4

    これから新規に導入を検討される場合(他社製品からの乗り換え)

    • ・ご利用用途に合わせ、3つのアプリから選択ください。お客様のニーズに合わせ、全員がIPAセキュリティ資格を持つ当社営業担当が導入支援をお手伝いいたします。
    • ・他社製品からのデータの乗せ換えや運用の変更についても、お気軽にご相談ください。
      2003年からの開発・運用ノウハウを活かし、様々なご提案をさせていただきます。

Q&A

旧製品はもう購入できなくなるのでしょうか?
はい、2021年4月30日を持って販売停止となります。Mail Defenderは旧製品の正規後継版となりますのでMail Defenderのご導入を検討ください。
現在提案や見積を旧製品でもらっている場合、どうなりますか?
その場合、旧製品価格でMail Defenderを納入させて頂くことになります。
Mail Defenderは旧製品と同等以上の機能を持っているの?
はい。Mail Defenderは旧3製品の機能をそのままに、管理機能などをさらに拡張して使い易くしたバージョンアップモデルです。

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